おわりのつづき、の稽古その12
  稽古も進める合間に、小道具やら衣装やらも詰めに入って参りました。レトロノート作品では、基本的にそれほど特殊な衣装、小道具が必要となる事はありませんが、だからと言って簡単に揃う訳もなく。また、時にはコストの問題に頭を悩まされることも…。今回は再演という事で、初演時から引き続き登場する小道具もありますが、残念ながら当時の物は現存しておらず、新規購入となりました。まさか再演するとは思ってなかったし、致し方無し。  


 稽古中に参考用の動画を見ている場面。お芝居では全員お客様に背を向ける、というシーンは余程の事がなければ無いですが、こういう絵面も面白いですね。
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クランクアップ
「クランクアップはまだ早い」、無事にクランクアップ致しました。
ご協力頂いた皆様、ご来場頂いた皆様、誠に有難うございました。
今回の公演では今までに無かった映像を使うパートがあり、また、中野ザ・ポケット公演の後、翌日から相模大野でも同公演を行う中身の濃いもので、稽古期間は手探りで歩み続け、本番期間に入ってからは何時もにも増してあっという間に駆け抜けた感のあるものでした。

 

中身が濃いというのは言い換えれば大変だった、苦労した、という事でもありますが、ご来場頂いた皆様に楽しんで頂けたという「シンプル」な一点のみが、その苦労を素晴らしい体験へと変えてくれます。


今回頂いた感想の中に、主人公の映画監督、北川を始め、登場人物達のその後が気になる、というご意見がありました。
ですが、今回の物語はここでクランクアップ、恐らく物語の続きが描かれる事はありません。その想像はどうぞ皆様一人一人の中で思ったままに、自由に、存分に。
そして、私達レトロノートの新しい物語のクランクインを、どうぞ、お待ち下さい。

ご来場、誠に有り難う御座いました。
カテゴリ:クランクアップはまだ早い | 13:48 | comments(0) | -
シーン#36
と、いう訳で(?)、相模大野入り致しました。昨夜バラしたばかりの装置を翌日の早朝から別の場所で仕込むとういうのは、演劇の世界では必ずしも珍しい事でもありませんが、レトロノート的にはほぼ初に近い事で、大変かつ、新鮮です。

 

相模大野仕様の舞台。細かい場所でサイズが変わっております。でも、ほぼ間違い探しですね(笑)



相模原の会場では、楽屋への通路にレトロノート仕様の暖簾が付いてました。これには一同、嬉しいビックリ。


また、相模原演劇鑑賞会の皆様からは、手製の昼、夕御飯を頂きました。有難う御座います。場所は変われども、結局、ご支援頂く皆様に支えられての公演、重ね重ね、お芝居を作るという事がどれだけ多くの方に支えられているかという事を実感致します。
我々がお返しできる一番の事は、良い作品を良い形でお届けする事なので、お腹も膨れた所で更にもう一度、頑張ります。
カテゴリ:クランクアップはまだ早い | 12:41 | comments(0) | -
シーン#35
中野ポケットでの公演が無事終了致しました。ご来場頂いた皆様、お手伝い頂いた皆様、皆様有り難う御座いました。今回に限った事ではありませんが、様々な方に支えられての公演でした。掲載した写真は劇中のキャストだけが写ったものですが、私達はこの何倍もの皆様に支えられております。




これは千秋楽前に盛り上がっているキャスト達。でも…、

その数時間後には舞台は空っぽです。
今回の作品は映画が物語に大きく関わってはいますが、映画と違い、後に基本的には残らない舞台作品、儚いものですね。

ただしいつもの公演とは違って、今回の作品はこの後相模大野でも上演致しますので、感傷に浸る間もなく、荷造りと翌日の支度が始まります。
カテゴリ:クランクアップはまだ早い | 23:13 | comments(0) | -
シーン#34
早いもので、中野ポケットでの公演は千秋楽の回とました。
既に満席のご予約を頂いており有難い限り。明日からは相模大野へ移動しての公演となるので、ここで良い意味での弾みがつく一区切りを迎えたいものです。
一足早いですが、ご来場頂いた皆様には感謝を。


 休憩時間に舞台上で練習をしていた田谷野さんと山本さん。楽屋への戻り通路で遭遇。
結局のところ、最終日だからと言っていつも通り稽古して、いつも通りのペースで本番を迎えるのみです。お客様との出会いは一期一会、物語との出会いも、一期一会。
カテゴリ:クランクアップはまだ早い | 13:00 | comments(0) | -
シーン#33
 様々な方からお花を頂き、劇場前は賑わいを見せております。有難うございます。
今回はお花屋さんを舞台にしており、既にご覧になった方はご存知の通り、劇場内の舞台装置も花(造花ですが)に溢れた物なので、劇場中に花があるという、粋な環境で過ごさせて頂いております。中々これは、良い物ですね。



こちらは劇場に咲く、また別の華。


観劇済みの方にはどんな役どころのコンビかも分かって頂けますね。
本番合間の、一息タイム。

甘味を始めとした様々な差し入れも、有難うございます。
カテゴリ:クランクアップはまだ早い | 00:47 | comments(3) | -
シーン#32
 通常の劇団ブログにて、座長が記事にしていた田谷野さん作の鏡前についてを、深沢、中村以外にいくつか取り上げてみたいと思います。

棚橋幸代さんの鏡前。なぜかお手紙です。差出人はペコリさん。何だこれ。

増田眞澄さんの鏡前。マス目ですね…増田だけに…。

誰ですかコレ…もはや名前のカケラもありません。

そして何故自分の名前だけ達筆ぶるのか…。


ぬるーい空気で、真剣にやってます。
カテゴリ:クランクアップはまだ早い | 19:06 | comments(2) | -
シーン#31
初日開幕。
多くのお客様にご来場頂いた事、誠に有難うございます。非常に良い形で公演期間をスタートさせることができました。
バタバタしてばかりの日々でしたが、忙しいながらもここからは一定のペースで進む事が出来ると思います。

 

本番前の気合入れ。
この後散開して、各々のペースで支度に入ります。
カテゴリ:クランクアップはまだ早い | 13:01 | comments(0) | -
シーン#30
仕込み作業は終了、テクニカル周りのチェックも順調に目途が付きました。
明日の本番前にはゲネプロと呼ぶ本番と全て同様に行う通し稽古を行い、いよいよ皆様をお迎えする運びとなります。
月並みですが、いざ前日!ってなると不安で眠れないくらい(人にもよりますが)ドキドキするものです。でも我々は、本当は不安を感じる必要などどこにも無い位に濃密な日々を過ごして来た訳ですから、最後に必要な物は、ドキドキをワクワクに変える勇気です。
皆様はどうぞ、ワクワクだけお持ちになって、劇場にいらして下さいね。


劇場では彼らも皆様をお待ちしております…って、誰だおまえら。
カテゴリ:クランクアップはまだ早い | 00:59 | comments(0) | -
シーン#29
仕込み初日が終わり、舞台装置は既に9割方完成しております。もちろん、今はまだそれをお見せすることは出来ないのですが、細部に拘った、可愛らしい仕上がりですので、今はまだ、本番を楽しみにお待ちください。
今日は一日は仕上がった舞台装置を使い、照明の切り替わりや音楽のタイミング、今回は劇中に映像も使用されるため、それら一連、テクニカル周りの稽古に費やされます。
我々出演者達も、今はまだ、目の前に現れた舞台装置に対する不慣れさもありますから、明日からの本番に向けて様々な物事をアジャストする一日、とも捉えられるかもしれません。


やる気溢れる碓井さん。何かプロレスラーっぽい、と思うのは僕だけだろうか。
カテゴリ:クランクアップはまだ早い | 00:56 | comments(0) | -
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