おわりのつづき、のおわり
少々遅くなり申し訳御座いませんでしたが、「おわりのつづき」の公演が全日程終了致しました。

本番最終日からバラシ、打ち上げにかけてはそれまでにもまして慌ただしく過ぎて行き、気が付けばあっという間に、今日でした。
出演者様、スタッフ様、他関係者様、そしてご来場頂いた皆様、有難う御座いました。

 

今回はかつての作品の再演という、今までとは違う試みで、でも結局原型はさほどなくて、最終日まで試行錯誤し続けるいつもの公演でした。

ご覧になられた方はご存じの様に、劇中では「twitter」がエピソードの一つとして登場します。ですが初演当時はそんなものはまだなく、携帯電話の普及率すら今と比べればまだ低かった頃でした。たった10数年で世の仕組みは大きく様変わりし、その流れの中で、我々は一つ一つの作品を終わらせながら、次の作品を創っています。


カーテンコールのご挨拶の際、確か毎回、深沢座長が来年の事に少しだけ触れていましたが、もちろん今はほぼ何も決まっていません。果たして今回の公演から何が「続く」のか、それは団体としても楽しみな事であるとともに、もしも、今回足をお運び下さった皆様も楽しみにして頂けるなら、それ以上はありません。

重ね重ね、有難う御座いました。

それじゃあ、また明日。
カテゴリ:おわりのつづき | 17:40 | comments(5) | -
おわりのつづき、の本番その5
 一日二回の公演を終え、残すは千秋楽のみとなりました。
上手くいったり、行かなかったりを繰り返しながら、早いものです。
お蔭さまで千秋楽は大入りとなりまして、後は心残り無い様、さりとて気張らぬ様、最後の回を楽しむのみです。

今回の作品は再演でしたが、出演者もスタッフも筋書きも、何もかもが初演とは違いますし、もし仮にまた「おわりのつづき」を再演することがあっても、それらはやはり違うでしょう。その時だけの、その場かぎりの、お芝居はいつも一瞬で消えてゆくものの積層で成り立っています。
明日の千秋楽は明日だけで終わるから。さりとて気張らぬ様。

長谷川紀子さん。キャラクター像としてはレトロノートに初参加して頂いた前回と似た方向性です。

でも、以前ご覧になっている方も、またこんな感じか…ではなく、待ってました!と思えるハマりっぷりではないでしょうか(笑)
カテゴリ:おわりのつづき | 09:10 | comments(0) | -
おわりのつづき、の本番その4
 そろそろ関係者の間では、今が公演何日目なのかが分からない人も増えてきます(笑)
お芝居の本番中の安定した過ごし方としては、個人、全体問わず、進行のルーティン化が重要です。ですがその中においても、演者は新鮮さを無くしてはいけない、これがシンプルにして、最重要、そしてなかなか難しい事です。
…で、新鮮さを保とうとすると俳優さんって妙なことに、不思議なテンションの上げ方を始めるもので…、

なんだこれ(笑)


田部圭祐さんもこの表情。

残り日程も少なくなってまいりましたが、劇場でお待ち致しております!
カテゴリ:おわりのつづき | 23:25 | comments(0) | -
おわりのつづき、の本番その3
 三日目が終わりました。
ご来場頂いた皆様有難う御座います。今日も本番前、短い時間ながら昨日まで上手くいかなかった点を直したり、こちらの方が面白いのでは?という箇所を付け加えたりと、舞台はナマモノという言葉を地で行くような稽古を行っています。舞台が映画やドラマと違う点の一つは、やはりこの辺のフレキブルさなんでしょうね。

公演回数を重ねるにつれ、中にはリピーターのお客様も足を運んでくださいますが、初めての方は勿論の事、そういった方でも新鮮に感じて頂けるよう、日々修正です。

良い笑顔の遠海さん。もちろん劇中のシーンの稽古中より。
既にご覧になった方は印象が残っている方もいらっしゃるかもしれません。
カテゴリ:おわりのつづき | 23:56 | comments(1) | -
おわりのつづき、の本番その2
 二日目を終えました。
本番同様のリハーサル(ゲネプロと呼ばれます)を含め、既に劇場で何度も回数をこなしたため、劇場での過ごし方や本番前の時間配分も掴めてきました。
今回の作品ではテクニカル的に凝った場面は殆ど無い為、本番の流れももう問題は有りませんが、だからと言って慣れすぎず、新鮮な緊張感を持つ、そしてそれを最後まで維持するのが、これからのテーマの一つです。

劇中の大和田さん。もう本番をご覧になった方も増えて参りましたから、そんな方は彼のキャラクターが良い味わいを出していたのを思い出して頂けるかもしれませんね。
カテゴリ:おわりのつづき | 23:57 | comments(0) | -
おわりのつづき、の本番その1
本公演は無事に初日を迎え、多くのお客様にお楽しみ頂く事が出来ました。有難う御座います。
長いようで短い稽古期間でしたが、ここからの残り公演期間は、あっという間でしょう。
明日以降の公演も前日までの改良点を踏まえつつ、ベストなものをお届け出来るよう、関係者一同頑張って参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

なお、今後の残席ですが、21日(土)14時、22日(日)14時に関しては完売となっておりますが、20日(金)14時、22日(日)19時に関しては比較的余裕が御座います。是非、ご考慮下さい。

 〇 比較的余裕あり
 △ 残りあと僅か
 × 完売

11/19(木)14:00→△
11/20(金)14:00→〇
11/20(金)19:30→△
11/21(土)14:00→×
11/21(土)19:00→△
11/22(日)14:00→×
11/22(日)19:00→〇
11/23(月)14:00→△


 
前回と同じく、通し稽古の写真より。
田畑さんも劇場でお待ちしております。
カテゴリ:おわりのつづき | 23:49 | comments(0) | -
おわりのつづき、の仕込みその2
 慌ただしい仕込み二日目を終え、準備が整いました。
前回の日記で書いたように、今日は音響、照明などを中心に、場当りと呼ばれる本番用の調整作業がメインでした。稽古場でも例えば仮の効果音などが入る事は有りましたが、これで本番仕様に調整の済んだ感じです。スタッフの皆様、有難う御座います。
明かりや音の入りきった状態は我々出演者でも初めて見る訳ですが、いやはや、良い物ですね(笑)

明日は初日。皆さまをお迎えする仕度はほぼ完了しつつあります。

数日前の通し稽古中の一枚。

座長一同、中野にてお待ちしております。
カテゴリ:おわりのつづき | 23:47 | comments(2) | -
おわりのつづき、の仕込みその1
いざ劇場入り。

初日の今日はまずひたすら仕込み作業。舞台装置、音響、照明、受付等…各班に分かれて場所と時間を融通しあいながら、本番の会場づくりを進めます。大きなトラブルもなく、夜には舞台装置も完成しました。写真は今はまだお見せ出来ないのですが、毎公演ご好評頂いておりますレトロノート作品の舞台装置は、今回も皆様にお楽しみ頂ける事と思います。
明日は完成した舞台を使って、照明や音響のタイミング調整を目的とした作業を行います。

作業開始直後の一枚。

釘を打つ山本さん。

お食事中の碓井さん。

昼飯後は眠くなっちゃいますね。
眠気に負けず頑張ろう。
カテゴリ:おわりのつづき | 20:58 | comments(2) | -
おわりのつづき、の稽古その20
 すっかり多忙にてご報告が遅くなりましたが、「おわりのつづき」の全稽古日程を終了しました。写真は稽古場を出る前の一本締め。ここまでお疲れ様と、これから宜しくお願いします、です。最期の通し稽古でもまだまだ課題が出てきますが、これからも僅かな時間を縫いつつ、こっそり稽古を続けます。劇場に入ると本番同様の設備で出来ますしね。

退館後、関係者一同で軽く一杯。通し稽古の連続する毎日で疲れも溜まっていますが、そんなものも吹き飛びますね。


明日からはまず劇場で仕込み作業。
一つの山場がおわって、また明日からも、続きます。
カテゴリ:おわりのつづき | 19:36 | comments(0) | -
おわりのつづき、の稽古その19
 この日記でもよく通し稽古の事を取り上げていますが、今日は一日ガッツリ「返し稽古」です。通し稽古でのフィードバックを踏まえた、部分ごとの調整箇所の確認ですね。 上手く行かなかった箇所をピンポイントで調整するので、時間的な面で効率的といえばそうなのですが、その場面に到達するまでの流れは省かれている訳で、時には勘違いから、似た台詞の別のシーンが始まってしまう事もあり、そんな時は本人含めてキャストさん達の頭上に「?」が浮かんでいて笑えます。
場も暖まったところで、気を取り直してもう一度始める、地道な繰り返しを終盤戦も継続しています。 

 日々様々な方から差し入れを頂き、疲れた体に甘味が(もちろん、塩味も)染み渡ります。
有難う御座います。 

 大和田さんも、ご満悦!
カテゴリ:おわりのつづき | 11:53 | comments(2) | -
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