十月六日(木) 赤口
雲の隙間から光。


残り稽古期間もだいぶ減ってきました。


毎日マーカーで消されて行く日付を見ていると、高揚感やら現実感のなさやら、色々とごちゃ混ぜの気持ちになります。稽古ではここにきても更に調整を繰り返します。時には一度作ったものを破棄する勢いで。ここに来るまでに作り上げた作品やキャラクターのベースとなるものはしっかりと存在しているので、しつこく調整を繰り返しても時間が間に合わないのではないか、と不安になることはありません。


こちらは舞台監督の金安凌平さんに組んで頂いた公演期間中のタイムスケジュール。過去作品『今日、秋晴れスル。』でもお世話になった金安さん、今回もバッチリ組んで下さっています。
我々出演者が不安を感じずに済むのは、我々だけの頑張りではなく、作品を縁の下で支えて下さるスタッフさんのお陰であるのは言うまでもありません。

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十月五日(水) 大安
 生憎の雨。


稽古を始めたばかりの頃は汗ばむ陽気の日も少なくなかったのに、ずいぶん寒くなってきました。

昨日の稽古は右近さん、今日の稽古は深沢さん。お二人が入れ替わった日は、まずは前日変更になった箇所をお伝えすることから始まります。ダブルキャストのお二人、雰囲気はそれぞれ異なりますが、お芝居を作る作業工程として、舞台上の動線(どこで、どこから、どこに移動するのか)はある程度共通のものにしてあります。
ゲストの方のダブルキャストと言うと、ワンシーンだけクローズアップされての登場、というのも作品としては割と見かける形態ですが、今回の『本日のお日柄は』では、深沢さん/右近さんの役の登場シーンも多いため、動線位は共通にしておかないと他のキャストの方が収集付かなくなってしまうのです。


とは言え、動線は共通にしているのに中身のニュアンスの違いが一緒に舞台に立ってる側を新鮮な気分にしてくれる事もよくあります。

喋ってる台詞は同じなのに、投げ掛け方、受け取り方、些細な点で変わって感じられるのは、面白いものです。

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十月四日(火) 仏滅
 今日は脚本設定上の小さな矛盾がいくつか浮かび上がってきました

稽古をかなり重ねてからではないと気付けない矛盾は意外とあるもので、注意深く観なければ判らないような細かい点ですが、発覚したからには修正作業の始まりです。台詞を細かく変更、カットの繰り返し。
もうそれぞれの役者さん達も物語の流れは分かっているので、細かな修正にも対応自体は手早く済みます。

写真は食事中の冠仁さん(左)、渡部将之さん(右)。
慌ただしいからこそ、しっかり補給。みんな通う稽古場最寄りの弁当屋、多分大儲け。

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十月三日(月) 先負
 新しい稽古場にお引っ越し、新規一転、やることと言えば変わらず稽古です。

今日は流石に疲れも溜まっているので、入り時間を予定より遅らせて通し稽古のみの日に。
詰め込みが過ぎてパンクしてしまっては意味もありません。進行に大きな影響もなさそうなので、疲れを抜ける場面ではしっかり抜きます。
さて、通し稽古そのものは中々良い仕上がり…なのですが、良くなっているからこそ、キャラクター同士のちょっとした関係性や、場面場面での掛け合いの要改善点が浮き上がって来ています。もどかしさと闘いながら更に良くするための踏ん張りどころ。



稽古場から見える景色がとても綺麗。天気が良いと富士山も見えます。



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十月二日(日) 大安
↓通し稽古の様子。物語終盤のワンシーン。


↓上の写真の数分後の情景。別の日の撮影なのでこっそり右近さんと深沢さんが入れ替わってます。


お二人の雰囲気の違いも、いい具合に溶け込んできました。

さて、今日でお世話になったスタジオを出て、明日から本番まではまた別の場所を使います。
通し稽古と返し稽古(問題のあった個所を直す稽古)を終え、皆で一気に撤収作業。その後、数名のスタッフさん方達と、劇場となる中野ザ・ポケットを下見。


本番ではここに舞台装置が建ちます。
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十月一日(土) 先勝
昨日は最後のお休み日でした。リフレッシュして今日からまたスタートです。今日は新しく決まった脚本のカットと変更をまず確認。前回の通し稽古を踏まえ、劇全体の長さを鑑みながら、調整できる箇所を調整します。

色々と詰め込むのも大事ですが、観易い上演時間に納めるのもまた大事との考えから、レトロノートの作品においては平均的な小〜中劇場の公演より短めの、100分弱を目指しています。作ったものが勿体無い気持ちも全くないわけではありませんが、大事なのは取捨選択。


左から、福田修司さん、オカドミキさん、私(前澤航也)、碓井将仁さん、棚橋幸代さん。

稽古着がカラフルだったので、つい…。

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九月二十九日(木) 大安
 今日は初の通し稽古。冒頭から最後まで、途中で止めることなくすべて繋いでの稽古です。



まあはっきりと言ってしまえば、初めての通し稽古なので、途中色々とアラは出てきます。ですがその問題点を洗い出すことが何よりの目的であるため、これまたはっきり言ってしまえば、今の段階では上手くいかないこと、それ自体は大した問題ではありません。
とにかく今は、問題になる点と、その原因と、解決策を見つけること。

いつものレトロノートの稽古はそうなのですが、ここから先は高い頻度で通し稽古を行います。一度始めればシーン稽古と比べ長丁場、体力勝負になりますが、得るものもまた、多いのです。


撤収前に諸連絡。時間がないので細かいダメ出しは後ほどメール&後日の稽古にて。
うーん、ドキドキ。
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九月二十七日(火) 先負
 シーン稽古を始める前には、いつもまず基礎練習を。


レトロノートの作品は激しい殺陣があったり、歌ったり踊ったり、というジャンルではないので、へとへとになるほど激しいものは行いません。顔や喉を暖める程度の、まさしくウォーミングアップ、といった感じ。
毎日同じようにやっていると、ふとした時にその日の自分のコンディションの善し悪しに気付いたりすることもあって面白いものです。


こちらは演出家の劇団レトロノート主宰、中村公平さん。
ものすごく大雑把に言ってしまえば、物語の色づけやさじ加減を行うのが、演出家さんの役割。中村さんの場合(今回に限りませんが)自らも劇中に出演しているので、自分も役としてシーンに入ったり、誰かに代役を変わってもらったりしながら、さまざまに指示を出していきます。傍から見てても混乱しそうな作業ですが、時折実際混乱しています。
とはいえ、俳優として舞台に立つの自体も好きな様子の中村さん、『これじゃあ目立ちたがりの演出家に見えるかなあ』などと、時折ボヤいています。
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九月二十六日(月) 赤口
今日は衣装案が最終決定しました。


時折衣装スタッフの方がいらして、ああでもない、こうでもない、と、着せ替えタイムを行っていたのですが、今日でめでたく最終決定。公演時期も近づいてきたので、お芝居そのもの以外のこともそろそろ形が見えてきます。舞台装置は完成したし、衣装もOK、小道具もそろそろ揃います。しかしいろいろお膳立てが整ってきても、いつもここからが忙しいものです。不思議と。


稽古終了後、退出時間までのごく僅かな隙を縫って、右近さんと横関さんが稽古中。
これからの時期が、忙しいのです。いつも。
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九月二十五日(日) 大安
 照明さん、舞台監督さん、制作さんにカメラマンさんに深沢さんのマネージャーさん。今日は千客万来の一日。

普段よりも賑わう稽古場、シーン稽古にも程よい緊張感があります。
現在はいくつかのシーンを繋げての、流れを確認する作業が稽古のウエイトを占めています。

こちらは深沢邦之さんから差し入れとして頂いたカツ丼です。

普段は忙しさのため、どうしてもあまりきちんとしたものが食べられなかったりすることもあるので、これはとてもありがたい差し入れ。

まい泉のカツ丼にテンションのあがる岡戸さん、生井さん、冨田さん(左から)

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